自転車保険に加入する前に、知っておくべき自転車保険の特徴は以下の5つです。
- 損害賠償責任に備える保険
- 補償範囲は家族全員
- 保険料は200円ほど
- 自分がケガをした場合の補償が付いている場合もある
- 加入は単独かセットで
子供が自転車通学なのでしっかり備えたい
自転車事故に備えた保険ってどれが良いの?
自転車に乗る家族一人ずつ保険に入るの?
通勤通学で自転車を利用している人でも「自転車保険って入っとけばいいんじゃないの?」と思い、自転車を購入したときや手元にあったチラシを見て安易に加入してしまうケースは非常に多いです。
私は1級ファイナンシャル・プランニング技能士です。
金融機関で15年以上働いてきた経験を活かして、自分にあった保険だれでも選べるようになる方法を発信しています!
この記事では、家族の安全を守るための自転車保険とは何か5つの特徴を解説します。
これから自転車保険に入ろうと思っている人が、内容はどのようなものを選ぶべきか、どのような時に備えているのかが全て分かります。
基礎知識を付けて、自分にあった保険を選びましょう。
ぜひ、自転車保険を探している人は最後まで読んでください!
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自転車保険とは?
自転車保険とは、自転車運転中に相手にケガや障害を負わせてしまったときの賠償金に備える保険です。
通勤や通学に自転車を使用する場合、事故のリスクは必ず存在します。
万が一、自転車事故を起こしてしまうと、被害者に対する賠償責任は非常に高額です。
- 入通院に対しての慰謝料
- 後遺障害がのこった場合の慰謝料
- 死亡した場合の慰謝料
過去には、被害者に支払う金額が高額で、支払いきれないという問題も発生しています。
自転車事故による金銭的なリスクから家族を守るのが自転車保険です。
毎日、自転車に乗る人や自転車に乗る家族がいる人は、万が一の事故に備えて自転車保険に加入しましょう!
自転車保険の5つの特徴
1.損害賠償責任に備える保険
自転車保険に加入する1番の目的は、損害賠償責任に備えることです。
自転車事故では、他の人にケガをさせたり、物を壊したりすると、賠償金が高額になることがあります。
特に、歩行者と事故を起こして死亡させたり、障害が残る状態になったりすると、治療費や慰謝料がとても多額です。
普通の家庭では、賠償金の支払いで生活がとても苦しくなってしまいます。
自転車保険に加入していれば、こうした経済的な負担をカバーできます。
万が一事故を起こしてしまうと、精神的にも経済的にも大きな負担がかかります。
精神的な負担を完全に避けることは難しいかもしれませんが、自転車保険に加入して経済的な負担を減らし、少しでも安心できる環境を作ることが大切です。
2.補償範囲は家族全員
もしもあなたや家族が自転車事故を起こしてしまった場合、家族全員が自転車保険の補償を受けられます。
これは、自転車保険に含まれている個人賠償責任保険が、家族全員をカバーしているためです。
補償される人は以下の通りです。
- 本人(契約者)
- 配偶者(夫や妻)
- 同居している親族(家で一緒に住んでいる家族)
- 別居の未婚の子(結婚していない別の場所に住んでいる子供)
例えば、お父さんと子供が自転車で通勤や通学をしていたとします。
自転車保険の契約者がお父さんなら、もしも子供が自転車事故を起こして誰かにケガをさせてしまった場合、その治療費や慰謝料を保険でカバーできます。
自転車保険は一人ひとりが加入しなくても、家族全員を補償してくれます。
同じ内容の保険に二重に加入しないように気をつけましょう!
3.保険料は200円ほど
自転車保険の保険料は、比較的安いです。
月に200円以上の保険料を払っている人は、自分がケガをしたときの補償などが付いている場合があります。
今入っている自転車保険を確認してみましょう。
最低限の補償だけなら、低価格で加入できます。
家計に負担をかけずに、万が一のときの安心を得ることができるので自転車保険の加入を考えましょう!
4.自身がケガをした場合の補償も付いている場合あり
自転車保険には、自分がケガをしたときに補償してくれるものもあります。
次のような場合に保険金がもらえます。
- 死亡したとき
- 障害が残ったとき
- 入院したとき
- 手術をしたとき
- 通院したとき
今入っている自転車保険が、自分のケガも補償しているかどうか、契約内容を確認してみましょう。
すでに入っている医療保険や傷害保険と補償が重なることもあるので見直しすることも大切です!
5.加入は単独かセットで
自転車保険には、単独で加入する方法と、他の保険とセットで加入する方法があります。
- 傷害保険
- 火災保険
- 自動車保険 など
保険をセットにすると管理が楽です。
ただし、途中から追加できない保険もあるので注意が必要です。
すでに入っている保険の内容を確認して、単独で加入するか、他の保険とセットで加入するかを決めましょう。
自分のニーズに合わせて最適な保険を選びましょう!
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家族の安全を守るために自転車保険が必要な理由
自転車事故の賠償責任額は高額
万が一、自転車事故を起こしてしまった場合の賠償金額はとても高額になります。
過去には9,521万円という賠償額が発生したケースもあります。
もし多額の賠償金を支払うことになった場合、多くの家庭にとっては非常に大きな金銭的負担です。
取り返しのつかないリスクに備えることはとても大切です。
自転車保険に加入していれば、万が一自転車事故を起こした場合でも金銭的な負担を少なくすることができます。
自転車を利用する方には自転車保険への加入を強くおすすめします!
通勤通学時の事故リスク
2022年には自転車の交通事故が6万9,985件ありました。
そのうち、通勤や通学で自転車を使う人たちの事故は約7割を占めています。
通勤や通学の時間は車が多く、事故が起こりやすいです。
自転車の運転スピードは時速20キロ前後です。
もし衝突してしまった場合のケガも大きくなります。
自転車保険の見直しポイント
賠償責任補償の金額
自転車保険の個人賠償責任補償は、1億円以上のものを選びましょう。
前述しましたが、自転車事故の賠償責任額の過去最高額は9,521万円です。
1億円以上の補償がないと、自分でお金を負担する部分が出てきます。
被害者のケガの状態によりますが、自転車事故の賠償金はとても高額です。
自分で負担する金額が多いと生活が大変になります。
中には補償金額が2,000万円や3,000万円の保険もあります。
補償額が足りない場合は、見直しましょう。
他保険と重複していないかチェック
個人賠償責任を付ける場合は、他の保険で同じ補償がすでにあるか確認しましょう。
二重、三重に補償を付けていると、それぞれの保険から保険金が支払われます。
しかし、実際に支払う賠償金額までしか保険金は出ません。
複数の保険に入っていても受け取る保険金が増えるわけではありません。
過剰に保険に入っていると保険料が無駄になってしまいます。
今、入っている火災保険や自動車保険などを見直して、ちょうどいい補償を備えましょう!
保険料
自転車保険を見直すときは、保険料が200円前後を基準にしましょう。
個人賠償責任補償の保険料は200円前後です。
たくさん保険料を払っているからといって、補償が良くなったり、たくさん保険金がもらえたりするわけではありません。
保険料の基準を200円前後にして、自分に足りない補償があれば追加していきましょう。
自転車保険に関するよくある質問
自転車保険に加入する義務はありますか?
自転車保険の加入が義務になっている都道府県は32都府県あります。
また、10の道県では努力義務になっています。
被害者の保護のために、自転車保険の加入を義務にする動きが広がっています。
多くの自治体では、保険に入らなかった場合の罰則はありませんが、事故を起こしたときに高額な賠償金を支払わなければならないことを考えると、自転車保険に入っておくことが強くおすすめします。
インターネットで申し込みできますか?
インターネットで自転車保険に申し込めるものもあります。
ホームページから見積もりや申し込みができる保険が増えています。
夕方、夜や休日でも自宅から申し込みができるので、忙しい人は使ってみましょう。
まとめ|家族の安全を守るために知っておくべき5つの特徴
自転車保険は、家族が事故を起こしたときのために安心を備える保険です。
この記事では、自転車保険について知っておくべき5つの特徴を紹介しました。
5つの特徴は以下の通りです。
- 損害賠償責任に備える保険
- 補償範囲は家族全員
- 保険料は200円ほど
- 自分がケガをした場合の補償が付いている場合もある
- 加入は単独かセットで
見直しポイントとして、賠償責任補償は1億円以上に設定しましょう。
補償額が足りない場合は見直しが必要です。
また、他の保険と重複していると無駄な保険料がかかるため、今入っている保険内容を確認することが大切です。
自転車保険の加入が義務となっている地域も増えています。
インターネットで申し込める保険もあるので、忙しい人でも自宅から手続きができます。
利用を検討してみてください。
自分や家族が自転車事故を起こしたときに安心できる自転車保険を選びましょう!
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